芸能人でアーティストのGacktさんが仮想通貨(ICO)への取り組みを明らかにしましたね。
GACKTがチームに加わるICOが発表。投資プラットフォームをめざすトークンですhttps://t.co/3RBugw9Lc2
海外ICOではパリス・ヒルトン、ボクシング元5階級王者メイウェザー、ラッパーのThe Game、サッカーのレドナップやスアレスなど著名人が参加、宣伝し、話題(問題)になった事例も多く…
— 高城泰 (@takagifx) December 27, 2017
本題 仮想通貨におけるウォレットとは
ウォレットとは、暗号通貨を所持するにあたっての財布のようなものです。
決済したり、送金したり、受け取るのにも必要になってきます。
国内の取引所ではどうなってるの?
調べて見たところ、
「コインチェック」
コールドウォレットは冗長化され複数の場所に分散されて保管されているため、万が一、災害等で一部失われたとしても問題ありません。
「bitFlyer」
「bitbank」
bitbankでは、仮想通貨の管理に際してマルチシグ(複数人署名)によるホットウォレットとコールドウォレットの管理体制を構築しています。
bitbankのコールドウォレットは、完全なオフライン環境によるマルチシグで管理しています。 https://bitbank.cc/info/security/
「Zaif」
お客様からお預かりした暗号通貨残高のうち、流動しないものについてはシステム内からは完全に隔離された状態で複数箇所に分けてオフライン保管(Cold Storage)され…
https://corp.zaif.jp/security/
と使い分けの違いはあれど、コールドウォレット(ストレージ)を使用しているようです。
取引所に置いてくのは危険とよく聞きますが、必ずしもリスクが高いとは言えないかもしれませんね。
※取引所の倒産リスク等は除きます
コールドウォレット・コールドストレージとは
ネットワークから隔離された環境に秘密鍵を保存する方法
コールドウォレットとはインターネットと完全に切り離されたウォレットのことを指し、一般的にオフライン環境であってもスマートフォンやPCに秘密鍵を置いたものをコールドウォレットと呼ぶことはありません。コールドウォレットを利用することで、ユーザーはバックドアなどの不正アクセスによって仮想通貨が盗まれることがなくなります。 https://bitbank.cc/info/glossary/cold_wallet/
ハッキング等の不正アクセスによる盗難を防ぐことができます。
ただし、送金や売買に手間がかかります。
- ペーパーウォレット(紙に秘密鍵を書きとめる)
- ハードウェアウォレット(TREZOR等のハードウェアデバイスに秘密鍵を保存)
対してホットウォレットとは
ホットウォレットとはネットワークに接続された環境にあるウォレットのこと
- スマートフォンのアプリで管理
- デスクトップやクラウドのアプリで管理
等、ネットワークに接続された環境のため、支払い等で送金を行いやすい反面、外部からの攻撃を受けやすい特徴があります。
まとめ
ホットウォレット、コールドウォレットそれそれ一長一短あります。
頻繁に取引するのであれば、取引所に置いておき、
送金や街での決済に使う分は、ホットウォレットであるスマートフォンのアプリ、
大きな金額で、資産として不正アクセスによるリスクから守りたいのであればコールドウォレットであるハードウェアウォレット
に預けるなど、使い分けが必要ですね。
今後、それぞれのアプリやハードウェアを紹介していきたいと思います。