アラサー育児中ですが、歯列矯正はじめます

アラサー育児中ですが、歯列矯正はじめます

Aimiee

こんにちは、HSP気質のAimieeです。
突然ですが、みなさんは歯並びに満足していますか?

私の答えは……

「NO」です!

アラサーになって歯列矯正しようと思ったワケ

今の自分の歯並びに満足していない私ですが、いくらなんでも1歳児の育児中に歯列矯正をすることになるとは思いもよりませんでした。。

では何故そんな大変な時に矯正しようと思ったのか、そして、

果たして育児中でも歯列矯正は可能なのか!?

ネットで調べてみても全く記事が見つからなかったので、私の実体験を綴っていきたいと思います!

いざ、およそ3年間にもおよぶ矯正の日々の幕開けです。

矯正は一刻を争う。ベストなタイミングを逃すな!

そもそも自分の歯並びを気にし始めたのは社会人になってからでした。

それまではコンプレックスである一重まぶたにばかり意識がいってしまい、ちょっと気になるけど矯正するほどでもないでしょ〜と気楽に考えていました。

でも大人になって都心で働くようになり、会社の同僚や先輩に話を聞いてみると、子供の頃に歯列矯正を経験したひとばかりだったのです!

私にとってはちょっとしたカルチャーショックでした。。

そして矯正しようしようとず〜っと悩んでいるうちに転職や妊娠・出産が重なり、あれよあれよという間に気づけばもう30歳目前。

現在、子どもも一人で歩けるようになり、一時期よりは手がかからなくなりました。
とは言え、パワフルな1歳児との生活は朝から晩まで割とハードな毎日です。

だからと言って「もう少し子どもが大きくなってから…」なんて考えていたら、もしかしたらもう一人子どもが欲しくなるかもしれないし、そうなったら結局また先延ばしになってしまいます。

いろいろ悩んだ結果、もうウダウダ考えている暇なんてない、行動あるのみ! と思い、まずはかかりつけの歯科医院に連絡しました。

笑った時の顔をキレイにしたい!

いきなりですが、みなさん。

私、口を閉じて笑えないんです!

簡単に説明すると、口を閉じて笑う時って口角を上げますよね?
私の場合それができないんです。(もしかして頬肉が邪魔な影響もある?)

口元が引きつってしまって、夫と付き合いたての頃はよく「苦笑いしないでよ〜」なんて言われてました。。

思い返すとちょっとヘコみます。笑

あと口の下に梅干しもできます。これで悩んでいる女性もいるのでは?

また、気を抜いて全力で笑うといわゆる「ガミースマイル」にも若干なります。

上記のどちらも、調べてみると「もしかしたら歯列矯正で治るかも!?」という結論に達しました。

私の場合は前歯が突出気味なので、抜歯をして余ったスペースに歯を並べ、正しい位置に並べます。

口の半開きを直したい!

これは出っ歯の人あるあるじゃないでしょうか?

出っ歯、正しくは「上顎前突(じょうがくぜんとつ)と言います。日常では使うことのない、すごい名前ですね…
読んで字のごとく、上顎の歯が前に突出していることを指します。

前述の通り、私は若干出っ歯かも?的な見た目なのですが、鼻炎持ちの影響もあって口呼吸になりやすいんです。

寝ている時にヨダレを垂らしやすいのも、気になっています。

鼻炎に対しては薬を飲んだり、食べ物に気をつけたりなど治療していたのですが一向に半開きは改善されず。

「もしかしたら歯並びを治したら閉じやすくなるのでは…」とまたまた考えました。これも改善するのでしょうか…

というわけで、私は二十数年間をともに過ごした「凸凹の歯並び」と、お別れする決意をしました。

私が選んだ歯科医院のポイント

ここで、私が通うことにした歯科医院の決め手 をまとめてみたいと思います。

専門医や認定医のいる病院であること

矯正しようと思ってからネットで情報を集めていると、矯正歯科の専門医がいる病院を選ぶと良いことが分かりました。

私の自宅周辺では、通いやすいところに専門医のいる病院が無かったのですが、過去の症例や先生の経歴などを確認して、安心してお任せできそうな認定医のいる歯科医院を選びました。

実はこの記事を書く上で知った驚きの事実があるのですが…
なんと日本では「歯科医師の免許を持っていれば、矯正治療を行うことが可能」ということ!

この事実を知らずに歯科選びをしていたら…と考えるとゾッとします。

専門医(または認定医)のいる病院を選ぶメリットをあげてみると

  • 学会の厳しい審査に合格しているので、知識も豊富で技術面でも安心
  • 審美面だけではなく、機能面での矯正も考慮している
  • 矯正についての知識がなくても分かりやすい説明をしてくれる

などなど。

以下の「日本矯正歯科学会」のホームページに名簿一覧が掲載されています。

日本矯正歯科学会 認定医・専門医名簿一覧

自宅から通いやすい病院であること

歯列矯正とは、個人差はありますが早くて2年〜3年、長いと4、5年もの長い間、病院に通い続けることになります。

その間、最初のうちは月に1回、装置を外した後(保定期間)には3ヶ月に1度くらいの頻度で病院へ行きます。

そんなに頻繁に通院するのであれば、通いやすさも大切だな〜と思った私は、自宅から一駅先にある病院を選びました。

往復1時間以上かかる病院まで毎月通うのは、結構なストレスだと思います。

また、矯正装置が外れてしまったり、「ワイヤーが飛び出てしまった!」などのトラブルが起きた場合も、自宅周辺の病院であれば安心ですよね。

矯正装置を付けるまでの長い道のり

レントゲン撮影・顔全体の写真撮影

まずは顔の正面と横顔、斜めからみた位置の3箇所から写真を撮りました。
前髪がある方はピンで止めて撮影します。真顔と笑顔両方の表情を撮影するのですが、なんだかちょっと気恥ずかしかったです。笑

それが終わるとレントゲン室へ案内され、頭部X線と歯全体のパノラマ撮影をしました。

歯形の模型を作成

これまたガムのような粘土のような物を上顎と下顎のそれぞれに貼り付け、形をとっていきます。
仰向けになっていればすぐに終わるので、顎関節症気味の私でも辛くありませんでした。

歯形の完成までに1ヶ月ほどかかりましたが、普段自分の歯を俯瞰してみる機会なんてないので、ちょっとした感動すら覚えました…!

口腔清潔度をチェック

この検査方法は簡単で、数分の間、味のしないガムのような物を噛み続けて唾液の分泌量やその中に含まれる常在菌などの割合を調べます。

  • むし歯菌
  • 酸性度(度数が高いとむし歯になりやすい)
  • 緩衝能(酸に対抗する抵抗力)
  • 白血球(歯肉の炎症の有無で変化する)
  • タンパク質(歯周病の原因菌が多いと増える)
  • アンモニア(口臭の原因菌)

上の画像は私の検査結果です。
酸性度と緩衝能が他と比べて高いので、間食を控えようと思います…^^;

ちなみに、検査の結果が出るまで数週間かかりました。

むし歯や親知らずは先に治療する

私が選んだ矯正歯科では「むし歯を治療してから」そして「親知らずは極力抜いてから」という方針の病院でした。

私の親知らずは下2本は抜歯済みで、上2本が残っていましたが「今の歯並びのまま抜こうとすると大手術になる」と言われ…泣
矯正して歯が綺麗に並んでから抜くことになりました。その方が歯間に余裕ができるので抜きやすいそうです。

抜歯(私の場合、計4本)

最後に、、

抜歯をします。

健康な歯を抜くって、ちょっと抵抗ありますよね…
私の場合、デコボコな歯並び(叢生-そうせい)になってしまった原因が「顎が小さくて歯が並ぶスペースが無い」からなんです。

抜かないで矯正することも可能ですが、先生からは

「モッサリとした口元になりますよ。」

と言われ、私は抜歯することを決意しました。

ここで抜歯せずに矯正した場合のデメリットをあげると

  • 前歯が突出する(出っ歯)
  • むし歯や歯周病などのリスクが高まる

結局は、「将来的には、むし歯になるリスクが高くなる」という可能性があるんです。

それにモッサリした口元にはなりたくないですからね…!笑

これはあくまで私の治療方針なので、抜歯を進める歯科医院が良いという訳ではありません。個人差を考慮して自分にあった治療を進めてください。

準備が整ったらいざ装着!

そしてこの記事を書いている現在、抜歯と装置を付けるまであと1週間を切りました!(泣)
なんだかんだ言っても、やっぱり歯を抜くのはコワイです。。

ですが、綺麗な歯並びになるためには、避けては通れない道。
勇気を出して一歩踏み出そうと思います!

まとめ

私の体験が「誰かの役に立てばいいな」という気持ちから記事を書こうと思い立った次第です。

そして矯正期間中なにかと不便な歯磨きを効率よく行う方法だとか、便利だな〜と思ったデンタルグッズなどがあれば、ついでにご紹介していきます!

今後も引き続き、私の約3年間もかかる歯列矯正の日々を綴っていくので、興味のある方は是非ともお付き合いくださいませ。

それでは良きデンタルライフを!

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