前回、は「①就職先の選び方」と称して、未経験からITエンジニアを目指すに当たって行なった企業選びと応募を書きました。
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今回は、実際に僕が行った面接のうち、
最初の一社、A社での面接過程をお話したいと思います。
この記事のもくじ
応募した企業数は8社、面接に行ったのは5社
前回もお伝えしましたが、WantedlyとリクナビNEXT、そしてハローワークで応募しました。
応募した企業5社中、
- 「ここで働きたい」と思った会社が3社、
- 「ここでは働きたくないな…」と思った企業が2社でした。
- 内定をもらえたのは2社。(1社は途中辞退)
一つ一つ、どんな企業だったか、面接を受けてみてどう感じたか書いていきます。
A社:ベンチャー企業にWantedlyで応募
転職活動を始めてから初の応募で、企業説明と面接に行った会社です。
東京都品川区の駅から徒歩7分ほどのビルに入ったレンタルオフィスの一角でした。
就職活動はおろか、
こういったレンタルオフィスへの訪問も初めてだったので緊張したのを覚えています。
訪問1回目(企業説明)
Wantedlyの企業ページには「話を聞きに行きたい」というボタンがあり、
いきなり面接の応募になるわけではありません。
このボタンを押すと、「ぜひ一度遊びに来て、話がしたい(要約)」と、
企業からメッセージが届きました。
訪問してみると、1対1でのPowerPointを使った企業説明でした。
こちらは「iOSアプリの開発を主体にしている」と求人していましたが、
実際は技術者派遣(SES)会社。
最初に企業の説明をしてくれた女性(人事?)が好印象だったので、初企業から当たりを引いたか?
と期待したのですが…
訪問2回目(一次面接)
2回目は取締役の方との面接になりました。
1回目の話と被るところも多く、この程度の話の内容なら、
1回目と同時で良くない?と思ってしまいました。
自社開発(受託?)も少しやっているようでしたが、
ほとんどの社員はiOSアプリ開発とは関係のない常駐先に派遣されるので、
iOSアプリを開発したかったら、休みの日に自ら勉強したり、
土曜日の勉強会に参加することが必要だ、と念を押されました。
こちらでは唯一、面接過程でアプリ開発(Swift + Xcodeを用いての簡単な計算アプリ)のテストがありました。
次回の訪問までにアプリを制作して持っていく必要があります。
訪問3回目(面接)
僕は基本的に自宅ではiMac(一体型デスクトップ)で作業しているので、作ったプロジェクトファイルをUSBメモリに入れて持って行きました。(メールで承諾済み)
ところが、
その話が通っておらず、
急遽会社側の「MacBook Pro」でプレゼンテーションすることになったのです。
しかし、
基本的なMac OS(OS X)がアップデートされておらず、
Xcodeをダウンロードすることさえままならず、その日は無駄足となりました。
しかも!なぜか、その無駄に重い「MacBook Pro」を
「持ち帰ってOSのアップデートおよび開発環境のセットアップをしてきて」
と言われて持ち帰ることに…
その時はつい持ち帰ってしまったものの、
頭の中では「この企業大丈夫か??」と疑問符がたくさん浮かび始めていました。
仕方がないので、持ち帰ってから、新しいOSにアップデートするためにダミーアカウントを作り、
インストールやアップデートをしてプロジェクトファイルを開けるようにして、再度面接へ。
訪問4回目(面接)
課題のアプリは難なく作れたので、
恐る恐るプレゼンテーション(どういうメソッドでどんな動きをするのかを説明)して、
合格をいただきました。
そして次は「最終面接へ進む」ことになりましたが、
上記のような隠しきれない適当さ、どことなく醸し出すブラック臭で、
とても働きたいとは思えなくなり、辞退しました。
最終面接も行っていたとすると、5回以上も足を運ばなくては行けなかったことになります。
Ryunosuke
まとめ
今回は、iOSアプリの開発をしたいという思いから、スマートフォンアプリの開発に力を入れている(と主張している)企業に応募して面接に挑戦しました。
途中自体という縁のない結果となってしまいましたが、2社目以降も面接に行って来ましたので、また記事にして行きます!
- 未経験OKのiOSアプリ制作会社だと思ったけど、やはり「技術者派遣」だった
- 給与や休日、労働時間など、不明なことは積極的に質問しよう!
- 対応がしっかりとしているか、見極めよう。