簡単に仮想通貨の交換ができる「Changelly」は使っていますか?
この二つの組み合わせによって、海外取引所を使うことなく、
好きなコインをウォレットに送ることができるんです。
この記事のもくじ
Changellyとは
60種類以上の暗号通貨を、最良のレートで両替してくれるWebサービスです。
海外のサービスですが、日本語にも対応しており、
仮想通貨の税金計算支援サービスの「tax@cryptact」もChangellyに対応しています。
このサービスを使い、アルトコインをウォレットに送る手順を解説していきます。
デスクトップウォレットはあるが、国内取引所では取り扱いのないステラ(XLM)で説明していきます。
ご自身が交換したいコインに読み替えて試してみてください。
海外取引所はBinanceを想定して考えます。
ウォレットはなんでも良い
この記事でいうウォレットとは
- ハードウェアウォレット
- デスクトップウォレット
- モバイルウォレット(スマホアプリ)
- 取引所のウォレット(残高)
全てを指しています。
交換したいコインが対応しているウォレットを準備して、
各々の方法で、「受信アドレス」を確認しましょう。
各々の仮想通貨の公式サイトに「Wallets」というページがあればウォレットが存在します。
Changellyを使わない場合…
- XLMを取扱っている取引所(Binance)を開設する
- 国内取引所で送金手数料の安いコインを購入する(仮にXRPとします)
- BinanceにXRPを送金する
- BinanceでXRPを売り、BTCに換える
- XLMをBTCで買う
- XLMをウォレットへ送る
という面倒な手順を踏まないといけません。
Changellyを介してウォレットに送金する場合
- Changellyで交換元(XRPなど)と交換先コインはXLMを選択する
- 受信アドレスにウォレットのアドレスを入力する
以上となります。
そうです、海外の取引所(Binance等)を開設して取引する必要がないんですね。
手数料の比較
- Changellyへの出金手数料
例: 0.01 XRP - Changellyでの交換手数料
一律0.5%
- 国内取引所から海外取引所への出金手数料(例: 0.01 XRP)
- XRPを売ってBTCに換える取引手数料(例: 0.1%)
- BTCでXLMを買う取引手数料(例: 0.1%)
- XLMをウォレットに送る出金手数料(0.75 XLM)
手数料はBinanceを想定しています。
このように、海外の取引所を介してウォレットに送ろうと思うと、
出金手数料が2回に増えて、取引手数料までかかってきます。
その点、Changellyを使えば、Changellyへ送る時の出金手数料と
Changellyの交換手数料のみですみます。
Changellyでは最良の交換レートを自動で選択
暗号通貨は取引所ごとに取引が行われているため、
各取引所で価格に差があります。
Changellyは、BittrexやPoloniexを含む仮想通貨取引所に接続されており、
一番有利なレートを使用してくれます。
Changellyを使えば時間短縮
何より、取引をしなくて良いのが良いですね。
板とにらめっこして、時には指値で買うために取引成立を待って…
Changellyを使えば、取引を挟まないので、送金の完了を待つだけです。
ただし交換したいコインの量によっては損な場合も
Changellyでは0.5%の交換手数料が取られます。
一方Binanceでは取引手数料は0.1%(BNBトークンを使用すればさらに半額)
ですので、2回取引しても0.2%しかかかりません。
それに送金手数料が一回多くかかってしまうので、%で比べられないのですが、
多額のコインを交換したい場合はChangellyの0.5%が多く思えてしまうかもしれませんね。
ただし、Binanceの取引手数料は安いですが、他の海外取引所はBinanceほど安くはありません。
例えば、Bittrexの取引手数料は 0.25%
買って売っただけで0.5%かかってしまいますね。
取引所の取引手数料と、かけられる時間を考慮して決めましょう。
でも、そもそもまだ開設していない取引所でしか買えないコインなら、
Changellyで交換した方が確実に早いですね。
まとめ
- Changellyを使えば、取引所での売買をせずにウォレットへ送金できる
- Changellyは取引しなくて良いので楽で早い
- 手数料については一律0.5%なので分かりやすい
Ryunosuke
送金(出金)には時間がかかるし、送金や取引しているうちに値動きがありますので、
そういう意味でも「Changelly」を使えば簡単明瞭で良いと思います。